H22年関東大会

H22年関東大会
2010年第65回関東合唱コンクール(市川市文化会館)

2016年9月4日日曜日

私たちの新しい先生をご紹介します!

8月27日に清水マリナートで開かれた合唱コンクール静岡県大会が終了いたしました。
残念ながら今年は銅賞で、今年も関東大会へのキップを手にする事が出来ませんでした。けれども亡くなった辻先生と最後に3年連続で全国大会にすすんだあの輝かしい日々の前には、長い長い挑戦の年月があった事をおぼえています。若い力の新しい合唱団の台頭や、自分たちの老化や力不足も相まって、年々県大会突破さえ難しくなっている状況では有りますが、老いてなお風車に挑み続けるドン・キホーテの様に、見果てぬ星を目指して歌い続けます。応援してくださいね。

さて、5月の定期演奏会では最近のうちでは最も多くのお客様においでいただき、「とても楽しかった」とご好評をいただきました。この定演をもって、年余に渡り私たちを指導してくださった小林由夫先生が、ひとまず静岡合唱団の指揮者を御退任になりました。私たちはこの間とても多くの事を学ばせていただきました。御退任が残念でなりません。私たちはみな小林先生が大好きで、いつかまた何かの機会に指揮して頂く事も有ると信じております。なお先生は「 コール.フェローニア」の常任指揮者はお続けになられますので、今後も静岡の音楽シーンで先生の指揮姿を拝見する事が出来ます。

さて、ここで私たちの新しい先生をご紹介させていただきます。既に県民合唱祭や、コンクールの際に、「おや・・指揮者が変わったの?」と思われた方々もおいででしょう。小林先生の後を引き継いで私たちを指導してくださる永坂邦彦先生をご紹介いたします。先生は鈴木与志一先生と同じ東京芸術大学音楽学部声楽科のご出身で、与志一先生のご推薦で今後6月から指導を引き継いでくださっております。これからどんな方向に進んで行くのか私たちもとても楽しみです。皆様今後も私たちへのご声援をよろしくお願いいたします。

永坂邦彦先生

東京芸術大学音楽学部声楽科卒業。 在学中よりバッハのマタイ受難曲、ヨハネ受難曲の福音史家などの室内楽を中心に演奏活動を行う。 1990年に渡欧、かねてより共演をもしてきた、故E・ヘフリガー氏に本格師、研鑽を重ねる。氏とはその後も共演を重ねる。1991年のマタイ受難曲の福音史家、1995年のO・シェックを取り上げたリーダーアーベントは「希に見る名演奏」と賞賛される。最近では訳詞にも力を注ぎ、忠実かつ文学性・雰囲気を醸し出す訳として評判が高い。藤井京子、三林輝夫、故井形景紀、故E・ヘフリガーの各氏に師事。新バッハ協会(NBC)会員。




たんくま    2016.9.4